ご挨拶
はじめまして。
HPをご覧くださりありがとうございます!
つくば空を立ち上げた、山元みちよと申します。
どういう思いで設立に至ったのかをお話できればと思い、ご挨拶とさせていただきました。
設立のきっかけは、子どもの不登校でした。我が子が学校を怖がりだし通えなくなり、本人の希望で転校するも母と一緒でなければ通えなくなってしまいました。転校先の学校に付き添い通いながら、改めて「学校とは?」「教育とは?」「親とは?」「子どもとは?」と考えるようになりました。
我が子にはもっと違う選択肢がいいのではないかと、様々な学校に見学や体験に伺いました。そこで「サドベリースクール」と出会い、既にこのうような学校があったのか!という驚きと喜びを覚えたのを今でも覚えています。
しかし、学校に行くことが当たり前の価値観で育ってきた私は、勉強についての不安もありました。様々な学校を見学したり、フリースクールスタッフ研修やフリースクールやオルタナティブスクールのスタッフの方々や卒業生のお話を伺ったり、本を読んだりするにつれその不安は解消されていきました。基礎学力は健康で学ぶ気力のある高校生なら3ヶ月~1年で取り戻せるという話に確信を持てるようになっていきました。子ども達が学びたい!と思う時に心が健康であることが、勉強をさせる事より大事だと思うようになりました。
結論として、既存の学校に通わなくても子どもは育つと思います。他の選択肢(ホームスクールなども含めて)も子どもにとって良い場合があります。次男は小学5年生ですが、既存の学校に通った事はありませんが、すくすくと育っています。
子どもには元々学ぶ力が備わっており、好きなことを通して学べるという結論に至りました。勉強は本人が学びたいと思ってからが力になると思います。どの子も自分の関心や得意なことを感じられる環境が大事だと思います。
勉強を否定しているわけではなく、本人の意思に沿ったものであることが重要だと考えています。
学校に通わないことに不安を感じるかもしれませんが、中学校までは一日も出席しなくても卒業資格は得られます。学校の勉強よりも早い段階でお子さん自身や保護者の方が、お子さんの関心や得意なことを考える時間が得られるのは、貴重な事だと思いました。
学校に行きたがらないお子さんを見て不安な保護者の方がこのページにたどり着いたら、学校に行かなくても子どもに合った方法を探せると思ってもらえたら嬉しいです。
結論として、既存の学校に行かなくても子ども達が、幸せで社会的自立や自分らしく生きていくことを目指す方法はあると思います。行かない選択が子ども達にとって良い場合もあると思います。
茨城県では不登校の児童が令和4年度で8577人、全国では299,048人います。多くの子が通えていないことをお子さんにも伝えてください。問題は、子ども達に合った選択肢が少ないことだと思っています。
なので、既存の学校に通えないことで不安になったり、自分を責めたりしないで欲しいです。
幼稚園や保育園は多様なのに、小学校からはほぼ一択の環境に疑問を感じませんか。子ども達が学校に行きたがらなくても、既存の学校以外にも選択肢があり、自然に選べる世の中になって欲しいと思っています。
そうすれば、子ども達が自分を責めることも減り、親や周囲の大人も心配や苦労をせず、ひきこもる方も減ると思います。日本は小学校以降の選択肢が少ないと感じています。
その一つの選択肢として、サドベリースクールつくば空を立ち上げました。ここがいいと思うお子さんは来て頂けると嬉しいです。今は、様々な選択肢が増えつつあるので、お子さんが外と繋がりたいと思いだされた時は、学校以外の選択肢も視野に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
山元みちよ